ごあいさつ

     日本の高校教育には、大きく言って三つのジャンルがあります。すなわち、全日制(公立・私立)、定時制(公立)、そして通信制(公立・私立)です。全日制が教育の主流であることに変わりはありませんが、定時制の役割は明らかに低下しており、その代わりに通信制の重要性が除々に増してきております。

通信制高校の役割が高まり、中でも私立の通信制の人気が高まっている のは、全日制よりも時間に余裕があり、その分生徒が自分の好きなこと、関心のあることに傾注できるという利点のあること、が大きいと思います。

ただし一口に通信制高校と言っても、その環境は高校によって大きく異なっております。その第1は、通える通信制であるかどうかという点です。生徒の中には、できるだけ通わないで単位を取り、卒業したいという方もいます。しかしその結果、単位を取りこぼし卒業できなくなってしまうという方もままいますので、注意が必要です。鹿島学園高校は通える通信制としての実績を積み重ねており、それが全国No.1の生徒増加と高い卒業生比率(当ブロックでは2年連続100%の卒業生比率でした。)をもたらしているものと思われます。

その第2は、授業のスタイルが集団授業であるか個別的指導であるかの違いです。この違いは単なる授業スタイルの相違に留まらず、生徒一人ひとりへの関わり方の根本に関係してきますので、決して見逃すわけにはいきません。個別的指導スタイルにこだわる私どもは、授業はもとより進路指導や人間関係にいたるまで細かい対応を心がけており、これがやはり高い卒業生比率に貢献しております。

第3の違いは安い学費と質の高い授業レベルです。学費は大手通信制の半分以下(コースによっては3分の1くらい)ですし、当ブロックでは教員1名が生徒2~3名に対応する個別的授業ですから、生徒が落ちこぼれるということがほとんどありません。当ブロックでは教員は女性が多く、その存在は生徒にとっては「お母さん的存在」か「お姉さん的存在」としてとても優しく映ります。優しい先生方ですが、授業については真剣で生徒各人の質問に的確に答えていきます。

第4の違いは、学費面や生徒のメンタル面での徹底したサポート体制です。学費面でのご家庭不如意に対しては、役所や教育委員会と連携してこれをできる限りサポートします。また生徒のメンタル面での諸困難は、少なく見積もっても通信制高校生の3分の1以上が抱えており、当ブロックでは彼らに対して、連携する精神科医やカウンセラーのお力も借りながら、私ども教員自らが資格を取って、彼らの指導に全力を上げています。